2022.12.14 リサーチ
10代志向性トレンド!流行る理由はズバリこれ! ~高校生編~
● はじめに
本記事では、株式会社TesTee×DataCurrent共同で行った10代メインの調査結果を基に、
10代の志向性トレンドを追っていくものです。
株式会社テスティーは、運営するポイ活アプリ「Powl」(ポール)にて350万人(*2022年5月末時点)のユーザーを抱えている点ならびに、チャットツールを活用したスマートフォンに最適化したアンケート調査を実施できる点を強みにメディア・リサーチ事業を展開しています。
また、様々なマーケティング関連の知見を活かして、クライアントのSNSアカウント運用や広告運用のサポートなどを行うプロモーション事業・広告代理事業も行っています。
会社名 | 株式会社テスティー |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町9-8 KN渋谷3ビル 2F |
設立 | 2014年5月 |
代表者 | 代表取締役 横江優希 |
事業内容 | メディア事業:ポイ活アプリ「Powl(ポール)」 リサーチ事業:若年層調査、アプリ調査 プロモーション事業:SNSアカウント運用サポート 広告代理事業:自社媒体、主要媒体の広告運用サポート |
※TesTeeは、株式会社テスティーの登録商標です。
※その他すべての商標は、各々の所有者の商標または登録商標です。
※2022年10月時点の会社概要です。
若年層パネルを多く保持している「TesTee」×データビジネス実績が50件以上の「DataCurrent」の
両者の利点を活かした、10代をメインにした若年層調査サービスをご提供致します。
● こんな方におすすめ
- 若年層(特に10代)を、顧客として獲得したい!
- 自社に合った、若者のトレンドを知りたい!
- 要件定義~施策実行までサポートして欲しい!
●今回使用する調査内容
中学生・高校生・大学生・社会人の男女を対象に「流行っているお菓子名と、そのお菓子が流行っている理由」に関する調査を実施しました。
今回は、高校生が流行っていると考えているお菓子と、その理由の調査結果を基に
流行りやすい商品戦略について、考察しております!
- 分析対象者:高校生
- 調査内容
①流行っていると思うお菓子・おやつの品名を教えてください。
②お菓子・おやつが流行っている理由は何だと思いますか?
●サマリー
今回の調査データを用いた、高校生志向性トレンド分析結果
- 高校生には、「見た目」「味」「食感」が、お菓子が流行るポイントとして重要
- 男性は、女性と比較して、実際に食べた物の感想を基に、お菓子を選定する傾向
- 全学年で「見た目」が重要、高学年は「cm」「韓国」も重要になる
- 水グミについては、コムドットのCMがきっかけで流行した可能性
- 見た目で流行り、味や食感がハマれば継続的に流行る可能性
●調査結果の詳細
1.形態素解析で、理由をランキング形式で把握できるように
↓分析結果は下記の通り。IDに対して、流行っている理由を名詞単位に分類することが可能に!
2.調査結果より、お菓子が流行っている理由ランキングを可視化
高校生は、「見た目」「味」「食感」「tiktok」で流行っているかが、
お菓子を選ぶポイントであることが分かりました!
<流行るお菓子のポイントで大事な理由ランキング>
<男女の違い>
女性:「見た目」「味」「食感」に加えて、tiktokや韓国で流行っていることが重要!
男性:「好きだから」など実際に食べた際の感想や、「種類」の多さが大事!
<年齢毎の違い>
全年齢で「見た目」が重要、18歳では「cm」「韓国」の重要性が高まっています。
3.お菓子が流行っている理由×流行りのお菓子名
流行りの理由で上位になったものは、現在の高校生に刺さりやすいということですね!流行りの理由とドンピシャで、流行っているお菓子は何なのか確認していきます!
高校生は、「見た目」「味」「食感」が最も流行る理由として、上位に来ておりました!
見た目で、高校生に流行ったのは ”地球グミ” で、食感では ”マロッシュ” が
流行りやすい理由とマッチし、流行ったと考えられます。
また、「cm」については「コムドット」のCMが理由で”水グミ”が流行ったと考えられます。
4.流行っている理由の、時系列変化
定点調査を継続的に行うことで、流行理由の変化も確認することが可能です。
見た目は安定的に流行の理由となり、食感が高校生にハマったものが、流行が続くものと考えられます。
高校生は、見た目と食感・味などが大事であることが分かりましたね!
特徴的な見た目や、食感が分かるようなCRは効果的な可能性が高いです。
また、中学生には見られなかった高校生の特徴として、
コムドットのCMが理由で”水グミ”が流行したようです。
● TesTeeコメント
高校生の中で流行している商品を紐解くと、「韓国」や「コムドット」などが理由として挙げられており、芸能人やYouTuberなどの影響を受けやすい傾向にあることがわかりました。 前回記事の中学生編では、中学生の中でも学年が高くなっていくにつれ、流行の理由として「韓国」と回答する人が多くなっていることを考慮すると、Z世代のトレンドは、年齢が高くなるにつれ芸能・YouTuberの影響度が大きくなっていく傾向にあることがわかります。
DataCurrentでは、検索トレンド調査も行っております。
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※若年層調査パッケージの詳細は、DataCurrentの問い合わせ先にご連絡ください。
本件に関するお問い合わせは下記にて承ります。
株式会社DataCurrent
info@datacurrent.co.jp