2023.01.18 リサーチ
10代志向性トレンド!流行る理由はズバリこれ!~全体編~
● はじめに
本記事では、株式会社TesTee×DataCurrent共同で行った10代メインの調査結果を基に、
若年層の志向性トレンドを追っていきます。
株式会社テスティーは、運営するポイ活アプリ「Powl」(ポール)にて350万人(*2022年5月末時点)のユーザーを抱えている点ならびに、チャットツールを活用したスマートフォンに最適化したアンケート調査を実施できる点を強みにメディア・リサーチ事業を展開しています。
また、様々なマーケティング関連の知見を活かして、クライアントのSNSアカウント運用や広告運用のサポートなどを行うプロモーション事業・広告代理事業も行っています。
会社名 | 株式会社テスティー |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町9-8 KN渋谷3ビル 2F |
設立 | 2014年5月 |
代表者 | 代表取締役 横江優希 |
事業内容 | メディア事業:ポイ活アプリ「Powl(ポール)」 リサーチ事業:若年層調査、アプリ調査 プロモーション事業:SNSアカウント運用サポート 広告代理事業:自社媒体、主要媒体の広告運用サポート |
※TesTeeは、株式会社テスティーの登録商標です。
※その他すべての商標は、各々の所有者の商標または登録商標です。
※2022年10月時点の会社概要です。
若年層パネルを多く保持している「TesTee」×データビジネス実績が50件以上の「DataCurrent」の
両者の利点を活かした、10代をメインにした若年層調査サービスをご提供致します。
● こんな方におすすめ
- 若年層を、顧客として獲得したい!
- 自社に合った、若者のトレンドを知りたい!
- 要件定義~施策実行までサポートして欲しい!
●今回使用する調査内容
中学生・高校生・大学生・会社員・アルバイトの男女を対象に「流行っているお菓子名と、そのお菓子が流行っている理由」に関する調査を実施しました。
≪中学生編はこちら≫
≪高校生編はこちら≫
≪大学生編はこちら≫
今回は、若年層に流行っていると考えているお菓子と、その理由の調査結果を基に
流行りやすい商品戦略について、考察しております!
- 分析対象者:12歳~20歳
- 調査内容
①流行っていると思うお菓子・おやつの品名を教えてください。
②お菓子・おやつが流行っている理由は何だと思いますか?
●サマリー
今回の調査データを用いた、若年層のお菓子がはやる理由は以下の通り。
- 若年層は、「見た目」「味」「食感」「手軽」「tiktok」を重視している。
- 全体的な理由とマッチしている、今の流行っているお菓子は「グミ」である傾向。
- 「cm」「youtuber」訴求は、「大学生」以上に効果的である可能性。
- 最初は「見た目」から入るが、「味」「食感」が長く流行る傾向にある。
●調査結果の詳細
1.形態素解析で、理由をランキング形式で把握できるように
↓分析結果は下記の通り。IDに対して、流行っている理由を名詞単位に分類することが可能に!
2.調査結果より、お菓子が流行っている理由ランキングを可視化
「見た目」「味」「食感」「手軽」「tiktok」「韓国」で流行っているかが、
お菓子を選ぶポイントであることが分かりました!
<流行るお菓子のポイントで大事な理由ランキング>
<職業毎の違い>
世代ごとの違いで、全体に対して特にはやる理由を深掘りすることも可能です。
見た目を重視している中でも、高校生以下の方が「見た目」を重視しており、
「大学生」以上は「味」「手軽」「cm」「最近流行り」を重視していることが分かりました。
<男女の違い>
女性:「見た目」「味」「食感」に加えて、「tiktok」「手軽」が重要!「韓国訴求」も効果的
男性:「味」「食感」など食べやすさが大事!
<年齢毎の違い>
どの年代でも、「見た目」は非常に重視されていることが分かりました。
年代が上がるにつれて、「食感」よりも「味」を重視していることが分かります。
3.お菓子が流行っている理由×流行りのお菓子名
流行りの理由で上位になったものは、現在の若者に刺さりやすいということですね!流行りの理由とドンピシャで、流行っているお菓子は何なのか確認していきます!
「見た目」「味」「食感」「手軽」が最も流行る理由として、上位に来ておりました!
見た目で、流行ったのは ”地球グミ” 、”ぐみ”、”カヌレ”となりました。
「味」は、“じゃがりこ”が、ずっと変わらず1番多く挙がる傾向がございます。
→全てに、グミは上位に挙がっていたので、グミは流行りやすい傾向が強い可能性がございます!
また、「cm」については「コムドット」のPRがきっかけで”水グミ”が流行ったと考えられます。
4.流行っている理由の、時系列変化
定点調査を継続的に行うことで、流行理由の変化も確認することが可能です。
最初は、見た目の訴求をしつつ、長く流行るためには、「味」「食感」が重視されております。
若年層は、見た目・食感・味・手軽が大事であることが分かりましたね!
特徴的な見た目や、食感が分かるようなCMは効果的な可能性が高いです。
若年層の中でも、「大学生」以上をターゲットにするのであれば、
「味」のこだわりが分かる、クリエイティブも効果的と考えられます。
● TesTeeコメント
Z世代全体に見られるトレンドの理由として、「見た目」が重要であるということがわかりました。 流行しているお菓子として、見た目にインパクトがある「地球グミ」が上位にきていることからもその傾向が見て取れます。 また流行っている理由の時系列変化を見てみると、「味」「食感」「見た目」といった特徴はどの季節でも他の特徴に大きく差をつけて上位にきています。流行を一過性のものではなく、持続させていくためには、製品の品質を担保するこの3つの特徴をいかに充実させるかが重要であると言えるでしょう。
DataCurrentでは、検索トレンド調査も行っております。
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※若年層調査パッケージの詳細は、DataCurrentの問い合わせ先にご連絡ください。
本件に関するお問い合わせは下記にて承ります。
株式会社DataCurrent
info@datacurrent.co.jp