2025.10.30 コラム
顧客理解から施策活用まで!広がるデータ活用の可能性【事例付】
はじめに
DataCurrent社は、多数のデータパートナーから収集したデータを、顧客分析や広告配信に活用いただけるよう分類(セグメント化)しています。
性別・年代といった属性情報からWebサイトの閲覧履歴に基づく興味関心まで、セグメント数は約1,000種類と非常に多彩です。
本コラムではサービスの概要と活用事例を詳しくご紹介します。
データエクスチェンジの概要
「データエクスチェンジ」とは、異なる組織や企業間で、データを円滑かつ安全に交換するための仕組みです。
DataCurrent社は自社で直接データを収集するのではなく、50社以上のデータパートナーからデータを集約し、広告配信をはじめとする多様な用途に合わせて整備・提供しています。
■ DataCurrentデータエクスチェンジの特徴
- 高精度のデモグラ属性
会員登録情報を基にしたデモグラフィックデータにおいて97%の精度*を実現

- 豊富なセグメント
メディア企業とのパートナーシップによる約1,000種類のセグメントを保有

- 多様な配信チャネルに対応
DSPに限らずSNS**など広告配信目的に応じて最適なチャネルでデータを活用可能

また、データは、提供元の開示が許諾されている「2nd party data」と、非開示の「3rd party data」に大別して販売しています。「2nd party data」は透明性が高く、広告主様にもご納得いただいた上で、安心してご利用いただけます。
* 性別男女(確定データ)の精度
** 一部プラットフォームにおいては制限事項あり
顧客分析への活用
DataCurrent社のデータを活用した分析事例として、特にサイト来訪者分析で多くの実績があります。
自社サイトで収集できるデータには限りがありますが、弊社の保有データを掛け合わせることで、顧客の興味・関心を含めた、より詳細なペルソナ像を描き出すことが可能です。

また、会員情報をお持ちの企業様には、データのエンリッチ化(情報付与による価値向上)もご支援できます。
顧客像が鮮明になれば、メルマガやレコメンドといったコミュニケーションの改善や、広告・キャンペーン施策の高度化など、マーケティング活動全般にご活用いただけます。
下記事例は、顧客の持っているデータと弊社のエクスチェンジデータを統合し分析することでファンマーケティングに活用した事例となっています。
【飲料メーカー事例】
自社データ×DataCurrentデータによるファンマーケティングで売上インパクト約119%向上!

データ基盤はそれだけでも価値のあるものですが、より深い顧客理解やマーケティングへ活用されたいという思いをお持ちのご担当者様は、ぜひ弊社へご相談ください。
広告配信への活用
DataCurrent社のデータエクスチェンジの強みのひとつとして、多様な広告配信プラットフォームと連携している点が挙げられます。
弊社はもともとメディアレップである株式会社サイバー・コミュニケーションズ(現:株式会社CARTA ZERO)から生まれた事業であり、創業以来デジタル広告と深く関わりながら成長してきました。
すでに複数のDSP、SSP、アドサーバー、SNSで利用できるため、顧客分析から広告配信までスムーズに連携させることが可能です。

下記事例は、弊社にて数年にわたりご支援している顧客のLINE広告への配信における事例となります。
【食品メーカー事例】
見積もり対比で新規友だち獲得達成率280%&クリック単価達成率238%!

本事例では自社サイトへの来訪者をセグメント化して配信していますが、先述の顧客分析と組み合わせて親和性の高いユーザーへ配信するという方法もあります。
広告配信に強いメンバーも多く在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。
さいごに
今回は、DataCurrent社のデータエクスチェンジについて、その概要と活用方法をご紹介しました。
分析と広告、いずれの用途においても、多角的に収集されたデータはビジネスの大きな強みとなります。自社データだけではアプローチが難しい場合でも、外部データを活用することで、マーケティング施策をさらに一歩前進させることが可能です。
このコラムが、皆様の顧客分析や広告配信におけるデータ活用のきっかけとなれば幸いです。
具体的なデータの内容や、より詳細な分析・配信事例にご興味をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽にDataCurrent社までお問い合わせください。
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■ DataCurrentについて
生活者主体の考え方に基づくデータ活用を推進する専門会社として2019年6月3日に設立いたしました。 CDP導入支援のみならず、データ戦略設計から分析、広告配信、データプライバシーに関するアドバイザーサービス、新事業立ち上げサポートまで お客様の課題に沿ったデータ活用推進に必要なサービスを一貫してご提供しています。
今後もDataCurrentは、データ基盤の構築支援からビジネスでの活用まで、データを起点とした戦略立案・実行をワンストップで支援し、企業のデータ活用の推進に貢献して参ります。

本サービスの詳細については、下記よりご確認いただけます。
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【本件またはリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社DataCurrent
E-mail:info@datacurrent.co.jp