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【データ基盤のトレンド】CDPの役割を再定義:データ基盤をコンポーザブルに進化

データ統合の「その先」で立ち止まっていませんか?

DX推進担当としてデータ統合を成し遂げたものの、新たな壁に直面している企業が増えています。
ミッションであるデータ基盤の構築や管理を進める中で、「今の状態がベストなのか」「改善のために何から着手すべきか」と悩まれている方が多く見受けられます 。データ基盤に関する知見はあっても、リプレイスに関しては初心者という方も多いはずです 。

DataCurrent社へも下記のようなお問い合わせをいただくことが直近増えて参りました。

DX担当者を悩ませる「ソフト」と「ハード」の壁

DataCurrent社へ寄せられるCDPの相談を整理すると、DX担当者が直面する「ソフト面」と「ハード面」の2つの壁が浮かび上がってきます 。

<ソフト面の課題:戦略と社内連携>
・「理想のゴール」の解像度不足
:自社にとっての正解を定義しきれず、リプレイスの経験不足から経営層やIT部門を納得させるための要件整理が重荷となっている。
・社内調整の負荷:DX担当者がIT部門と密に連携する必要があるものの、社内を動かすための論理的説明や要件定義に膨大なエネルギーを費やさなければならない。

<ハード面の課題:変化への対応を拒む「基盤の硬直化」>
・ベンダーロックインによる機動力の低下:
現CDPが特殊なワークフロー設計によって構築されているため、設定変更一つに多額の費用と工数、そして長いリードタイムが発生し、「データ活用の自由度」が阻害されている。
・出口戦略の欠如:「誰が・何のために」使うかが不明確なままデータが蓄積され、コストだけが膨らんでいる可能性。
・AI活用の不透明さ:現在の基盤がAI readyな設計になっているか判断がつかず、将来の拡張性に不安を抱えている。

このように、現状の基盤が「戦略的な資産」ではなく、維持すること自体が目的の「運用の重荷・負債」へと変化してしまっているケースが多く見受けられます。

Google Cloud等のコンポーザブルCDPで実現する「自走できる分析基盤」

まず、ハード面の課題を解決する手段として注目されているのが、コンポーザブルCDP(Composable CDP)です 。これはパッケージ型CDPのようにすべてが一体化したものではなく、Google Cloud等のプラットフォーム上で必要な機能を組み合わせて構築する柔軟な基盤を指します 。

  • 「汎用的なワークフロー」でブラックボックスを解消
    特定ベンダーが構築した特定パッケージ製品の独自ワークフロー設計ではなく、汎用的な技術を用いることで運用を透明化し、ベンダーロックインを解消します 。
  • 「今、本当に必要なパーツ」だけを組み合わせる
    ビジネスの状況に応じて、可視化やデータ加工などの機能を柔軟に選択・追加・変更できるため、無駄なコストを抑えたスモールスタートが可能です 。
  • 「AI ready」なデータ分析基盤へ
    将来的なAI活用を前提とした設計を組み込むことで、データの付加価値を最大化できる「攻め」の基盤へと進化させることが可能です。

社内調整がプロジェクトの推進を大きく左右

次に、ソフト面の課題を解決する手段としてDataCurrentでは技術と組織の両面からアプローチし、リプレイスを成功に導く伴走型の支援を提供しています。

  • 現状診断(アセスメント)
    貴社の現在の基盤を客観的に評価し、課題を浮き彫りにします。
  • 要件整理の代行・伴走支援
    DX担当者の皆様と一緒に、IT部門との連携に不可欠な専門的な要件定義を整理、社内ステークホルダーの合意を得るための「判断材料」を言語化し、承認プロセスを円滑に進められるようバックアップします。
  • 内製化支援
    自社でコントロール可能な「コンポーザブルな基盤」の構築に伴走し、組織の自走力を高めます。

プロジェクトキックオフまでのイメージ

「検討をどう進めればいいか見えない」という不安を解消するために、初回のご相談からプロジェクト開始(キックオフ)までの標準的なステップをご紹介します 。
リプレイスへの第一歩を踏み出すためには、プロジェクトが始動する前の「現行基盤の棚卸し」と「関係各所との合意形成」を丁寧に行うことが、その後のプロジェクトを円滑に進めるための大きな鍵となります。

※移行するテーブル数、データマートの作成本数、ワークフロー等の各種プログラム等の開発に直結する内容等によって上記スケジュールは前後いたします。

これらの課題を解決するためにDataCurrentでご支援可能なこと

DataCurrentでは、パッケージ型CDPからのリプレイスを検討されている企業様に対し、技術的なシステム構築に留まらず、ビジネス成果に直結する「施策活用」を見据えた基盤設計や、プロジェクトを成功に導くための「組織的な合意形成」まで含めたトータルな伴走支援を行っています。

・社内調整・上申プロセスサポート(資料作成)
・現行基盤の紐解きと課題の整理(アセスメント)
・Google Cloud等のコンポーザブルCDPへのリプレイス構築
・AI readyなデータ分析基盤構築支援
・貴社自走力を高める内製化伴走支援(構築を「ゴール」にしないスキル移管)

さいごに

今、データ基盤は「パッケージとして所有する」段階から、ビジネスの変化に合わせて「自社で自由に構成し、次なるAI活用へと繋げる」進化の段階にあります。

リプレイスにおいて私たちが最も大切にしているのは、「構築して終わりではない」という考え方です。どんなに高機能な基盤を構築しても、現場で活用され、自社でコントロールできなければ、再びブラックボックスという壁にぶつかってしまいます。DataCurrentの支援は、単なるツールのリプレイスにとどまらず、貴社のチームが自らの手でデータを使いこなし、ビジネスの変化に合わせて基盤を成長させていける「内製化の土台作り」とそのデータ基盤をもとにした施策活用支援までを範囲としています。

データ基盤リプレイスの知見がない方、課題の洗い出しから全てを担ってほしい方、一緒に進めながら社内の内製化もサポートしてほしい方は、ぜひDataCurrent社へお気軽にお問い合わせください。

》お問合せ先

》【ダウンロード資料】CDP総合支援サービス ~構想・構築・活用~

CDP総合支援サービス

本件に関するお問い合わせは下記にて承ります。
株式会社DataCurrent
info@datacurrent.co.jp

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