Column

コラム

  • 2023/8/31セミナーレビュー|CDP活用の成功のカギは...

2023/8/31セミナーレビュー|CDP活用の成功のカギはスモールスタート!Google Cloudを活用したスピーディーなCDP構築とは?

はじめに

先日8月31日(木)に行われたセミナー「CDP活用の成功のカギはスモールスタート!Google Cloudを活用したスピーディーなCDP構築とは?」についての内容を紹介いたします。

今回のセミナーではSaasとIaasの違いを説明しながらからなぜスモールスタートを推奨しているのかについてお話したいと思います。

CDP構築の作業イメージ


まず前提としてCDP構築には設計→構築→データ整備→検証→ドキュメント作成といった作業が発生し
各作業については企業の状況によって変化しますのですべてを完了されるのには半年以上かかるケースもございます。

※もちろん段階を踏むケースであれば第一段階は数か月で完了することもございます。

CDP構築のタスク

SaasとIaasの違い


まずCDPをSaasかIaasどちらにするかを悩まれるケースがございますのでまずは各CDPでの特徴を紹介します。

以下の図のようにSaasとIaasでの主な違いは以下になります。

Saasの特徴はランニングコストが高いのが欠点ではございますが、構築するためのIN/OUTどちらも連携するためのコネクタ機能が豊富なので最初の構築ハードルが低く、スピーディに構築がしやすいのが特徴になります。

一方、Iaasについてはランニングコストは最小限に抑えることができるのですが、連携などについては都度スクラッチ開発が必要になるので連携するものが多ければその分工数がかかってしまうのが特徴です。

以上の点からCDPを検討している企業からは「スケジュール通りに構築ができそう」「活用についても既存の機能で活用できる」とう観点からSaasを選択することが非常に多いです。

CDP構築を行う上でのSaasとIaasのメリット、デメリット

しかし、実際にSaasでCDP構築した企業が
その後の課題としてご相談いただくケースとしては以下のような内容が多いです。

SaasでCDP構築した後の課題
  • 構築後のデータ活用ができる人材が少ないので活用自体はスモールスタートに
    構築が完了した後、SQLを書ける人材が少ないため複数のマーケティング部署とDX担当が一緒に施策を実行するにはそれなりのリソースが必要になり、リソース不足の観点からデータ活用する事業部を絞ってスモールスタートを実行していくケースがございます。
  • データ活用した施策の結果がすぐに出ない
    データ活用において分析した結果を基に施策を実施しても最初の段階だと思うように効果が得られないというケースもございます。分析の段階で施策効果を加味した仮説を立てていく必要があるのですが、データ活用はトライアンドエラーを繰り返すことで結果につながっていきますが、構築後すぐには結果ができないケースもございます。
  • すべての機能をフルで活用できていない
    Saasはパッケージとなっており、例えばSQLを使用しないでセグメント作成ができるといった機能がございますが、実際にそれを行う場合は緻密な設計が必要であったり、SQLやワークフローといった実装が必要になってくるのですべての機能を活用するには技術的なハードルがあったりします。

これらの理由によって企業側の判断でCDP継続の見直しを検討せざるを得なくなり、
DX担当の方からご相談いただくことが多くなっております。

そうなったときにIaasであるCloudでのCDP構築を検討されるケースが増えており
その理由としては「ランニングコストが最小限に抑えられる」「まずは使いたい機能のみを連携させられる」という点でスモールスタートができるからなどが挙げられております。
しかしSaasの「都度スクラッチ開発になるので構築に時間がかかる」といったデメリット部分をどう解決するかというご相談をいただくのですが

弊社ではGoogle Cloudをはじめとした構築実績が豊富にありますので
その経験を活かして構築時に実装するコードなどをテンプレート化してCDP構築を
スピーディーに、かつコストを抑えて実現できる下記サービスを提供しました。

「CDP Maker Google Cloud Editon」のご紹介

CDP Maker Google Cloud Edition

以前「CDP利活用の課題とソリューション「CDP Maker Google Cloud Editon」のご紹介」でも紹介しましたが

このサービスは、過去の実績を基に自社開発した多種多様なテンプレートを要件に応じて自在に組み合わせ、Google Cloud 上でCDPを構築します。

テンプレートを使うことで開発工程を短縮化し、CDP構築をスピーディーに実現しまた、顧客にとって必要な機能のみを選択し、初期の活用ニーズに合せた最小限のCDP構築からスタートすることが可能です。

「CDP Maker Google Cloud Edition 」を利用することで、企業は迅速かつ柔軟にCDPを構築し、データ活用を加速できるものとなっております。

これによってGoogle CloudでのCDP構築をスピーディーにかつ、構築費用を抑えて実現することが可能になります。

以下よりダウンロードができますのでご興味いただけましたらダウンロードいただければ幸いです。

【ダウンロード資料】テンプレートを組み合わせて自在にCDP構築!CDP Maker -Google Cloud Edition-

CDP Maker Google Cloud Edition
おすすめ事項

また、CDP構築後は顧客分析や予測、データ活用施策、内製化支援等継続的なご支援もいたします。

さいごに


今回はSaasとIaasの特徴からスモールスタートが重要という点とIaas(Google Cloud)での
構築はテンプレートを使ってスピーディーに構築する方法(CDP Maker Google Cloud Edition)についての紹介でした。

少しでもご興味いただけた方は資料をダウンロードいただくか、弊社へお問合せくださいませ!

その他、CDP総合支援サービスとの構想段階、構築、活用までトータルでサポートするサービスもございます。

【ダウンロード資料】CDP総合支援サービス ~構想・構築・活用~

CDP総合支援サービス

本件に関するお問い合わせは下記にて承ります。
株式会社DataCurrent
info@datacurrent.co.jp

人気のコラムランキング

PICK UP

企業のDX推進におけるダッシュボード内製化について

DXmarketingPICK UP コラムダッシュボード内製化

企業のDX推進に向けた人材教育支援について

GA4marketingPICK UP コラム内製化

【データプライバシーコラム】電気通信事業法改正の解説(2022年7月時点)

CMPPICK UP コラムデータプライバシーデータプライバシーコラム個人情報保護

CMP導入時の注意点

CMPPICK UP コラムデータプライバシーデータプライバシーコラム個人情報保護

TOPへ
戻る