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Googleアナリティクス4(GA4)とは?移行とそのポイントについて<後編>

はじめに

私は普段、CDPを活用したデータ分析及び、施策立案の支援に従事しています。その中で最近、UAからGA4に移管したいというクライアントの声が多くなっているので、前回はGA4の概要や移行手順等を紹介させていただきました。

今回は、実際にGA4の移行を進めてきた実績から、移行時に考慮しておくべきポイントや移行後の活用例等をいくつかご紹介させていただきます。

▽この記事はこんな方におススメ

  • GA4がどういうものなのかよくわかっていない
  • GA4の移行を検討している
  • GA4移行後にどのように活用していいのかよくわかっていない

GA4移行のタイミングで現状のイベントを見直し

まずは、GA4への移行のタイミングでこれまでGTMで設定してきたイベントやカスタムディメンションなどを棚卸してみてください。

Excelやスプレッドシートなどで現状設定しているイベントを一覧化してみた上で、

  • 他に取得すべきイベントはないか?
  • 今後はとらなくていいイベントはないか?
  • 効率よくイベントを取得する方法はあるか?

等の観点で現在の取得状況を確認してみてください。

過去の担当させて頂いた企業の場合、棚卸してみた結果、ページごとにイベントとトリガーを一つ一つ設定していると分かったことがありました。このようなデータ取得設計だと、新規ページ更新の都度、新規にイベント設定が必要になるので工数もかかるし、取得漏れが起きてしまうリスクがあります。

そこで、GA4移行を機にイベント取得設計の見直しも行い、HTML上のIDやClassなどのパーツが共通のものについては、自動的にイベント取得できるようにしました。

結果的にイベント設定数としても200個近くあったものが1/4の約50個ぐらいまで減らせたうえ、共通パーツで取得するようにしたので設定工数も10h/月ほど抑制することが出来ました。 普段、企業側で管理するのが疎かになりやすいGTMですが、これを機にイベント取得の再設計等を検討することをお勧めいたします。

GA4のデータをGoogleデータポータルで可視化する

GA4のデータを確認する際、管理画面で直接確認しても良いのですが、GoogleデータポータルなどのBIツールで可視化することをお勧めします。

BIツールのメリットは、必要な指標をスピーディーに確認し、多くの人の間で共有することが出来る点です。

デジタルのサービスではいかに素早くPDCAを回せるかが重要なカギとなります。

その際、分析担当者がアナリティクスの管理画面上を操作しながら分析するのではなく、だれもが同じ情報をすばやく確認できるBIツールはとても大きなメリットがあります。

BIツールでデータを可視化する際のポイントですが、本当に見るべき指標は何なのか、関係者間しっかりと議論を重ねた上で可視化することが重要です。ここの議論がしっかりとなされていないと、見るべき指標が可視化されていないので、BIツールが形骸化してしまいます。

また、逆に「見なくてもいい」指標まで可視化してしまうことで、焦点のぼやけたダッシュボードになり、見てくれる人は少なくなってしまうでしょう。

GA4に移行するタイミングはこういったデータの可視化を見直すにはちょうどいいタイミングになります。どういった指標を可視化することでビジネスベネフィットがあるのか、また、何を可視化しないのかをしっかり議論してからダッシュボードを作成しましょう。

GoogleデータポータルなどのBIツールでの可視化

[応用編]GA4×GCP×GTMでクッキーレス対策

GA4の活用の一つとしてGA4とGCPとGTMを連携させたクッキーレス対策があります。

Appleのブラウザsafari等ではITP導入したことで、現在1st party cookieの保持期間は7日間となっています。つまり、既にサイトに訪問しているユーザーでも7日以上間が空いてしまうと「新規」ユーザーとしてデータは捉えてしまいます。

そこでGTMのサーバーサイドタグを使うことでユーザーの情報をもっと長い期間保持することが可能になります。

例えば、2週に一回webサイトを訪問している様なユーザーを、常連として認識するか、それとも新規として認識するかでコミュニケーションシナリオの設計は大きく変わってくるでしょう。

クッキーレス対策

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、GA4移行に伴って考慮しておくべきポイントとして、イベント取得の再設計であったり、BIツール(Googleデータポータル)での可視化やサーバーサイドGTMを活用したクッキーレス対策などをご紹介させていただきました。

ただGA4に移行するだけでなく、GA4をどう活用するのか、どのようなことを実現するのかという観点で考えてみるといいかもしれません。

しかし、このようなことを自社内だけで整理するのは中々難しく、工数もかかってしまうかもしれず、そういった際は弊社のようなコンサルティング会社に是非お声掛けください!

また、GA4を活用したクッキーレス対策サービスも提供しております。
ご興味がある方は下記より詳細をご確認ください。

》「GA4×Google Cloud×GTMを活用したクッキーレス対策」の詳細はこちら

本件に関するお問い合わせは下記にて承ります。
株式会社DataCurrent
info@datacurrent.co.jp

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