2025.06.02 コラム
顧客の深堀は自社データだけでは限界!1to1マーケティングを実現する外部データ活用
はじめに
昨今、Cookie規制や個人情報保護などデータを取り巻く概況はマーケティング活動においても波及しています。そのため、自社データをいかに収集していくかなどが注目されています。
また、収集したデータ活用の一環として自社顧客の深堀をされている企業が多くいるのですが、実は自社データだけだと顧客の深堀にも限界を感じているという声をよく耳にします。
顧客分析をより深く行うために外部データの活用は欠かせません。
今回はDataCurrent Data Exchangeサービスにて、データを補完→顧客カルテを拡充していく方法について紹介いたします。

DataCurrent Data Exchangeサービスについて
弊社では40社以上のメディアパートナーと提携し、独自の集計/加工したデータをセグメント化し、クライアント企業様の顧客分析やターゲティング広告配信に活用できるサービスを提供しております。

では、このExchangeサービスを利用することで具体的にどのようなことができるかを紹介いたします。
サイト来訪者分析
弊社の計測タグをWEBサイトに設置することで、WEBサイト来訪者と弊社が保有するデータを突合することが可能になります。
これによりサイト来訪者の属性情報だけでなく、興味関心などの嗜好性やライフステージ、購買行動などの情報まで深堀することが可能になります。
例えばサイトTOPに来ている方とCVポイントに到達した顧客がいて、各タッチポイントにおけるユーザーの特徴を比較することにより、現在広告等で誘導して来訪しているユーザーと本当にアプローチしたいターゲットを明確にしていくことが可能になります。

その後、広告配信におけるターゲティングの見直しや、興味関心の傾向からクリエイティブの表現などを精査することにも繋げることができ、マーケティングのPDCAを回すことが可能になります。
さらには弊社で取得したWEBサイト来訪者の分析結果をクライアント様環境のBIツールと連携することで、自社WEBサイト来訪者の特徴を常に定点観測することが可能です。
広告配信におけるターゲティングの見直しをデータに基づいて、速やかに対応することが可能になります。

上記はサイト来訪者単位になるのでCookie単位で来訪者を深堀する形ですが、自社会員データにも外部データを紐づけることが可能になります。
これを行うことで、自社会員データに興味関心情報を補足することができるようになるので、より自社会員を深堀することにも活用ができます。
※これを行う場合はユーザーからの同意などが必要になるケースもございますので、気になる方はお気軽にお問合せくださいませ。(弊社でサポート可能です。)
外部サイト回遊分析
自社サイト来訪者が外部のどんなメディアに訪問しているかについても、分析することが可能になります。
下記図のように自社サイトの各コンテンツ毎で来訪した後の法訪問メディアに違いがあったりすると、広告におけるキャンペーンの内容に合わせて親和性の高いメディアを中心に配信することが可能になります。

上記のサイト来訪者でユーザーの属性x興味関心を把握して配信すべきターゲット像を明確にし、外部サイト回遊分析で配信すべきメディア=広告配信面を精査することが可能になりますので、広告のPDCAを回しやすい環境を整えることが可能になります。
クロスデバイスターゲティング配信
昨今クッキーレスの影響でSafariを筆頭にリターゲティングが難しい環境になっております。
DataCurrentDataExchangeサービスの場合、取得したID情報からMobile広告IDへの変換技術もあるので、それを基にSP配信を中心としたリターゲティング配信を実現することが可能になります。
ターゲティング配信
DataCurrentDataExchangeサービスではメディアで特定のKWが含まれた記事を閲覧した人であったり、BtoBで需要の高い、役職者セグメントや詳細な興味関心情報からセグメントを作成し、広告配信を実現することが可能になります。
サイト来訪者分析で得た理想のターゲットに対し、弊社サービスであれば詳細なセグメント作成を行い、効果的な広告配信を実現することが可能です。
さいごに
本コラムでは弊社のDataCurrent Data Exchangeサービスを用いた活用方法について紹介させて頂きました。
以下のようなお悩みがあれば外部データ活用で解決することが可能ですのでお気軽にご相談ください。
・自社サイト来訪者を分析して施策に活用したい
・広告配信におけるリターゲティング/詳細なターゲティング配信を実施したい
まずはご興味いただけましたら、サービス資料をダウンロードしてください。
》 【ダウンロード資料】外部データ活用サービス「DataCurrent Data Exchange」

DataCurrentでは、上記以外にもデータ基盤構築はもちろん、データ活用(課題洗い出し、分析、施策設計、効果検証)支援も行っております。
同意データの管理に加えて、データを正しく活用したいなど現在のデータ管理状況を総合的に評価させて頂き、明示的な課題と潜在的な問題を特定するデータマネジメント・アセスメントサービスも提供しております。
同意管理ができるようになった後で総合的なデータ管理を実現していきたい企業様は、こちらもダウンロードしてみてください。
》 【ダウンロード資料】データマネジメント・アセスメントサービス

本件に関するお問い合わせは下記にて承ります。
株式会社DataCurrent
info@datacurrent.co.jp