2021.04.01 コラム
【アドテクコラム】Tableau×Googleスプレッドシートでできる簡単なダッシュボード作成方法とは?
●サマリー
- メディア毎にバラバラに提出される広告配信レポートをまとめることが可能
- GoogleスプレッドシートをTableauで読み込むことで簡単にダッシュボード化
- Googleスプレッドシートの更新を役割分担することでセミオートでの更新を実現
●Tableauとは?
Excelはもちろん、Googleスプレッドシートや各種CDPツールなど豊富なデータソースから取り込むことができ、
ドラッグ&ドロップにてビジュアライズ化可能なツールになります。
https://www.tableau.com/ja-jp
今回はGoogleスプレッドシートからダッシュボードを作成するフローをご紹介いたします。
●制作方法①用意するもの
■ダッシュボード制作に必要なもの
- ダッシュボードにしたいデータ(今回は広告配信レポートを用意)
- Googleスプレッドシート
- TabelauDesktop
- (用意可能であれば)Tableau Reader ※ローカルでのダッシュボード共有
- (用意可能であれば)Tableau online/Server ※オンラインでのダッシュボード共有
●制作方法②制作手順
<ステップ1>
- Googleスプレッドシートへ広告配信レポートを集約
∟ポイント- 媒体レポートをGoogleスプレッドシートへ張り付け・上書き保存だけでOK
- メディア毎にシートを分けてスプレッドシートへ記載推奨
<ステップ2>
- TableauDesktopを開き、Googleスプレッドシートへ接続を選択
接続 → Googleスプレッドシート → Googleアカウントへログイン
※Googleスプレッドシートを選択するとログイン認証が立ち上がる
<ステップ3>
- 各シート(媒体レポート)を1つに集約(ユニオン)
∟今回はGoogle、Yahoo!、Facebookの3シートをユニオンし1つのデータとしてTableau上で集約
- 計算フィールドの作成を活用し、レポート項目をif関数で整える
例)インプレッションの場合
IF [Sheet]="Google" THEN [表示回数] ELSEIF [Sheet]="Yahoo!" THEN [表示回数] ELSEIF [Sheet]="Facebook" THEN [インプレッション] END
<ステップ4>
- ワークシートでビジュアライズ化
「新しいワークシート」→ 行・列に必要な項目をドラッグ&ドロップ
例①:メディア別の各種数値を表にする
例②:Imp数とCVを2重軸で表現する
<ステップ5>
- ステップ4で作成した各ワークシートをダッシュボードへ集約
●完成イメージ
●さいごに
「バラバラに出てくる広告配信レポートを集約したい」、「保有データ資産をダッシュボード化し、マーケティングに生かしたい」などお悩みはございませんか? 広告配信データはもちろん、オフラインデータや売り上げデータ等のデータ資産の見える化~分析・活用までお手伝いいたします!
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