コラム

2021.11.10

【いまさら聞けないデータ活用】CDPとDMPの違いとは?


CDPとDMPは、どちらもデータを集めて統合するためのプラットフォーム(データ基盤ですが、管理するデータの内容に違いがあったり、利用目的によって活用方法が異なります。

本コラムでは、CDPとDMPの違いを解説し理解を深めていただくとともに、みなさまのデータマーケティングにお役立ていただければ幸いです。

● はじめに


この記事のポイント

・CDPは、会員IDを軸に個客レベルでデータを扱い、1to1レベルでコミュニケーション施策を改善させるためのもの

・DMPは、非会員も含めてCookie IDやモバイル広告IDでグループとしてコミュニケーション施策を改善させるためのもの

・CDPやDMPの導入にあたって、どのような目的で活用したいかを明確にすることが重要

● CDPとDMPの特徴について


早速ですが、まずはCDPとDMPの特徴について簡単にご説明します。

「CDP」
Customer Data Platform(カスタマーデータプラットフォーム)の略
自社に蓄積される顧客に関するデータや外部のデータを統合・管理しマーケティング等に活用するデータプラットフォーム

CDPについてもっと知りたい方は、【いまさら聞けないデータ活用】CDPって?何ができるの?で詳しく説明していますのでこちらをご参照ください。

「DMP」
Data Management Platform(データマネジメントプラットフォーム)の略
インターネット上の様々なサーバーに蓄積されるビッグデータや自社サイトのログデータなどを一元管理・分析し、マーケティング等に活用するデータプラットフォーム

そして、DMPには、「パブリックDMP(オープンDMP)」と呼ばれる3rd party データをメインとするDMP と、「プライベートDMP」と呼ばれる1st party データを中心に利用するDMPがあります。

DMPの種類|パブリックDMPとプライベートDMP

CDPのデータソースも、主に1st party データとなりますので、CDPとプライベートDMPは似ています。
ただし、CDPとプライベートDMPには、活用方法に違いがあります。

CDPとプライベートDMPの違いと強みは


この二つのデータプラットフォームにおける違いとしてあげられるのが、分析できる単位が異なるということです。

CDPとDMPの違い

CDPは、各顧客の情報に紐づけられているため、顧客単位での分析が強みです。もちろん、セグメント化した分析も可能です。

例)あるページに訪れた顧客は誰か

一方で、プライベートDMPは、あらゆるデータを統合・セグメント化し、属性単位分析されることが多いのが特徴です。

例)あるカテゴリに興味がある顧客は何人いるか

このように、CDPはある行動をした顧客を個人単位で特定できるため、過去の動向や傾向をもとに1to1の施策が可能で、プライベートDMPは特定のカテゴリに当てはまるユーザーを対象として施策を打つために、広告配信の活用に適しています。ちなみに、CDPは1to1マーケティングに強いプラットフォームですが、最小単位の顧客粒度でデータを保有しているため、それらをグルーピングして、DMPのように広告配信のセグメントに活用することも可能です。

CDPとDMPの保有データと主な活用方法

CDPとプライベートDMPで取り扱うデータソースが同じであっても、分析の粒度(個客レベル・グループレベル)に違いがあることが特徴です。このように、データ活用の目的によって、CDPを利用するのか、DMPを利用するのかが変わってきます。

まとめ


CDPは用途が広く、1to1のマーケティング活用(CRM/MA/アプリPUSH等)等に強みがありつつも、広告配信セグメントとしての活用も可能

DMPは保有するデータを使いやすくセグメント化できることが強みで、広告配信活用に適している。

CDPとDMPのおすすめな活用方法

最後に


企業のマーケティングにおいて、顧客データを整理し顧客を理解することは非常に重要です。
その手助けとなるツールが「CDP」や「DMP」という顧客データ管理のプラットフォームとなります。

今回は、CDPとDMPの違いについて紹介をしました。
1 to1マーケティングが主流となる近年において、一人ひとりに最適なコミュニケーションが図れるCDPは特にニーズが高く、導入を検討される企業が増えています。

DataCurrentでは、データ基盤の構築はもちろんのこと、その後のデータ利活用支援や、データを活用する上で切り離せないデータプライバシー支援(CMP導入支援、プライバシーポリシー改善等)など、様々なサポートを行っております。是非お気軽にご相談ください。

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