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検索トレンドコラム(マイナポイント編)

DataCurrentでは不定期更新にて、ヤフー・データソリューションのDS.INSIGHTを活用した検索トレンドを発信しています。

本コラムでは、他検索トレンドのリサーチ記事では活用していないDS.INSIGHTの機能を紹介・活用していきます。

マイナポイント事業が9月1日から開始しました。
この事業は国の消費活性やマイナンバーカードや キャッシュレス決済の普及を後押しすることを目的としています。
キャッシュレスやポイ活などが盛んになる中で、マイナポイントに関するユーザーの関心がどのように推移しているのか、
マイナポイント及び、関連するマイナンバーカードの検索動向について見ていきます。

© 2019 マイナポイント事務局 All Rights Reserved.

目次

マイナポイント申込開始前の検索動向
マイナンバーカードの検索動向
ヤフー・データソリューション DS.INSIGHTについて

マイナポイント申込開始前の検索動向

マイナポイントの申込は7月1日より開始しており、7月下旬からテレビCMも開始しています。
まずは、申込開始の2か月前にあたる5月から9月までのマイナポイントの検索ボリュームの推移を確認します。

図1: Yahoo! DS.INSIGHT |2020年5月~2020年9月 日別キーワード推移
    キーワード: マイナポイント

※検索ボリューム数は、ヤフーが保有する検索データをもとに、インターネット人口全体へ拡大推計された想定ボリューム数となります。

6月20日から徐々に検索ボリュームが増加しはじめ、マイナポイントの申込開始のタイミングである7月1日にピークを迎えます。
その後、検索ボリュームは減少しますが、7月下旬からのTVCMをはじめとする広告出稿により、8月中は一定の検索ボリュームを保っています。

ヤフー・データソリューションのDS.INSIGHTでは生活者が実際にどういったキーワードで検索しているか、
ボリュームの多い順にランキング形式で確認ができます。


7月と8月の検索キーワードランキングは下記になります。

図2: Yahoo! DS.INSIGHT |2020年7月~2020年8月  月間キーワードランキング  
   キーワード: マイナポイント

ここ2か月で検索キーワード自体には大きな変化はみられず、マイナポイントの申込方法や
対象となるキャッシュレス決済サービスについてのキーワードがランキングを占めている状況です。

マイナンバーカードの検索動向

マイナポイント還元には、マイナンバーカードの発行が必須条件となっており、マイナポイントの普及にマイナンバーカードは不可欠な要素となります。
そのため、次はマイナンバーカードの検索動向を確認してみます。

2020年1月から9月の「 マイナンバーカード 」の の検索ボリュームの推移は下記となりました。

図3: Yahoo! DS.INSIGHT |2020年1月~2020年9月 日別キーワード推移
   キーワード: マイナンバーカード

※検索ボリューム数は、ヤフーが保有する検索データをもとに、インターネット人口全体へ拡大推計された想定ボリューム数となります。

2020年1月から9月までの検索ボリューム推移をみると、4~5月、7月、9月で上昇しています。

4~5月の山は4月の10万円の特別定額給付金に関連するものでしょうか。
給付金のオンライン申請目的でマイナンバーカードの検索ボリュームが増加した可能性が考えられます。

7月1日前後、9月1日前後は4~5月に比べるとボリュームが少ないものの、上昇がみられます。
2つの上昇は時期的にもマイナポイント事業に関連する検索ボリュームの上昇の可能性が考えられます。

2020年7月、8月の「マイナンバーカード」の検索キーワードのTOP15は下記となりました。

図4: Yahoo! DS.INSIGHT |2020年7月~2020年8月  月間キーワードランキング
    キーワード: マイナンバーカード

ランキング全体に申請方法関連のキーワードが多い状況です。
まだ多数の生活者がマイナンバーカードの申請に向けて情報収集でしょうか。

キーワードの中にはマイナンバーカードの申請に必要な写真についての検索、子供用のカードに関する検索も確認できました。
特に子供用のマイナンバーカード申請は、マイナポイント還元を受けようとする動きでしょうか。

マイナンバーカードの取得には申請から約1か月必要といわれていることより、
9月から始まったマイナポイント事業の普及はまだ先のことになることが予想されます。

ヤフー・データソリューション DS.INSIGHTについて

DataCurrentではヤフー・データソリューションのDS.INSIGHT内を活用し、話題のキーワードや新商品、
新サービス、キャンペーンなどの検索ボリュームの推移を確認いたします。

日別、週別、月別から選択いただけますので、自社の新規キャンペーンはもちろん、
競合企業のキャンペーンに関する認知確認にもご活用いただけます。

また、ヤフー・データソリューションのDS.INSIGHT内で検索数が急上昇している検索キーワードを探すことも可能です。
急上昇ワードは日毎に更新されますので、今、生活者がなにに興味を持っているか、新たなニーズや課題を発見に活用いただけます。

DataCurrentでは、

・ヤフー・データソリューションのDS.INSIGHTのツールに関心がある。
・特定のキーワードの数値をみてみたい。
・日別の検索推移で広告出稿の反響を確認してみたい。 など、

ご要望に合わせて、サンプルをご用意しております。

ヤフー・データソリューションのDS.INSIGHTのツール を活用した
時系列検索/エリア来訪データ提供サービスのご用意もございます。
資料ダウンロードフォームより、ご確認ください。

ヤフー・データソリューションのDS.INSIGHTのツール について
ご興味のある方は、以下お問い合わせ先までご連絡ください。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社DataCurrent
info@datacurrent.co.jp

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