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  • 【統計・AI・機械学習】「ねぎ」の家計支出と市場での出荷量の...

【統計・AI・機械学習】「ねぎ」の家計支出と市場での出荷量の影響度を機械学習アシストツール「viz」で予測分析してみた!

●サマリー

  • 統計データ×機械学習アシストツール「viz」を活用し、簡単3分で影響度推定が可能
  • 相関度と時系列の2軸で分析することで、より有用な結果の取得が可能になる
  • 市場での取引ボリュームが増加とともに家庭にて購入される傾向があるのでは?
  • 市場ボリュームが増えると、単価も下がることから、家庭で購入・消費されやすいのでは?
    また、家庭で購入後にネギレシピを検索し、消費していくと推測される

家計支出への影響度が3分で推定できる!?機械学習アシストツール「viz」の特徴3つ

  • csvアップロードで簡単機械学習(csvアップロードで簡単分析)
  • データにもよるが、1分程度で結果を出力 ※レコード数 縦239行、横5列、ファイル容量10KB
  • 「簡単×早い」からこそいろんな粒度で何度でも分析/深掘りすることができる

》機械学習アシストツール「viz」の詳細はこちら

機械学習アシストツール「viz」

検証方法

■予測したいもの

 ∟ねぎの家計支出との相関

■予測につかうデータ

予測したい項目ねぎの家計支出金額 ※①
予測に使う情報(特徴量)ねぎの市場価格 ※②
ねぎの市場取引数量 ※②
「ねぎ レシピ」キーワード検索データ ※③
日付データ 週次の粒度にて日付を定義

※①家計調査│家計支出│二人以上の世帯<日別支出>6-16品目分類による日別支出 2019年11月~2022年7月のデータを利用
※②農林水産省 青果物卸売市場調査│青果物卸売市場調査(日別調査)2019年11月~2022年7月のデータを利用
※③Yahoo!DSInsight 「ねぎ レシピ」検索メタデータ 2019年11月~2022年7月のデータを利用 

■予測方法

 ∟機械学習アシストツール「viz」貢献度分析機能 線形回帰モデルを利用

■検証手順

<ステップ1>

  • 予測につかうデータを手配

下記のようなデータを手配します。

(今回のファイル:レコード数 縦241行、横5列、ファイル容量55KB)

一番左に日付(date)、その隣に予測したい項目(今回はねぎの家計支出金額)、
以降、予測に使う情報を並べます。

<ステップ2>

  • csvをディスクトップから参照

<ステップ3>

  • モデル名/予測したい項目/日付の項目/モデルの選択をテキストやプルダウンで簡単選択
     ∟モデル名=任意の名称を記載
     ∟予測したい項目=ねぎの家計支出金額(household_spending)
     ∟日付の項目=週毎の日付(week)
     ∟分析のタイプ=線形回帰モデル

<ステップ4>

  • 分析中
    今回はこの画面は1分で結果がでました。

<ステップ5>

  • 分析結果を出力

 ★トータル集計時間 約3分で上記結果が得られました

【分析結果】

  • ねぎの市場での取引ボリュームは50を超える強い相関がみられる
  • ねぎの市場での平均取引単価はマイナスの相関。

※一般的に50%以上で「相関がある」といえます。

 ☞市場での取引ボリュームが増加とともに家庭にて購入される傾向があるのでは?

 関係性を紐解くため、時系列でも見てみたいと思います。

■データを時系列でみてみました

  • ねぎの市場取引ボリュームは家計支出と連動しているように見受けられる。
  • ねぎの市場取引単価は家計脂質と反比例している様子。
  • 検索ボリュームは支出後に遅れて山が来る様子。

☞市場ボリュームが増えると、単価も下がることから、家庭で購入・消費されやすいのでは?
 また、家庭で購入後にネギレシピを検索し、消費していくと推測される

家計の支出と市場取引ボリュームは比較的連動していることがわかりました。
一方で、支出後に遅れて、検索ボリュームが増加することから購入☞レシピ検索されていると思われます。
市場での取引ボリュームが増え始めるころからねぎのアレンジレシピ訴求や店頭のクロスセル訴求を行うことで支出を促すことができる可能性も。

DataCurrentでは、市場統計データや検索データ、弊社保有データを活用した分析を行っております。

ご興味のあるカテゴリや商材がございましたら是非お声がけくださいませ!

●さいごに

これまでは弊社内でも機械学習の分析に取り組む場合、エンジニアをアサインするための起案、エンジニアのアサイン、プロジェクトのキックオフ、分析の実行と、かなりの時間を要しておりました。

こちらのvizをつかうことで、分析までの工数を大幅に削減でき、スピーディーに分析と深掘りができました。
機械学習アシストツールvizに興味ある方は是非お声がけくださいませ。

■関連記事/資料

》vizサービスサイトはこちら
》詳細資料・お問い合わせはこちら

機械学習アシストツール「viz」サービスバナー

本件に関するお問い合わせは下記にて承ります。
株式会社DataCurrent
info@datacurrent.co.jp

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