2025.04.15 リリース
【事例公開】データビジネスコンサルティング企業「DataCurrent」、伊藤園の業務効率化を実現する生成AI環境を構築~セキュリティを担保しながら効率化を加速~
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、企業のデータ利活用の推進を行う株式会社DataCurrent(本社:東京都港区、代表取締役社長:多田 哲郎、以下「DataCurrent」)は、株式会社伊藤園(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 執行役員:本庄 大介、以下「伊藤園」)に対して、生成AIを活用した社内業務効率化ツールの開発支援を実施しました。この度、開発の経緯や導入後の課題、今後の展望に関する同社へのインタビュー記事を公開いたしました。
※本記事は2024年8月時点の情報です

●背景
伊藤園の情報管理部では、社内の各部門から業務効率化の要望や、社内問い合わせの自動化の構想があり、それに応じて生成AIの導入を検討していました。
しかし、導入にあたっては、利用者が社内の機密情報を誤って検索するリスクや、そのデータが外部に漏洩しないか、ツール側で学習に使用されないか等の「セキュリティ面」への対応が課題となっていました。
●開発の成果
ツールは、データを基盤モデルの学習に利用しない仕組みと伊藤園のセキュリティ基準に合わせたシステムのアクセス制限等を適切に構築しました。これにより、導入時の懸念事項であった「セキュリティ面」を解決し、伊藤園独自のチャットボットを開発しました。
●伊藤園ご担当者様のコメント
「今後の生成AIの社内活用についても、できるだけフットワーク軽くどんどん導入していきたいです。セキュリティについてはしっかりポイントを押さえつつ、要件定義に時間をかけすぎずにスピード感重視でチャレンジしていきたいです。」
伊藤園 情報管理部 課長 永木 公也様
<データ志向型生成AI利活用支援サービスとは>
DataCurrentは、生成AIの環境整備から導入・活用に至るまでの課題に対し、豊富な知見と高い技術力、さらに外部パートナーとの連携を活かし、総合的に支援します。加えて、短期間で企画・構想から開発・実装までを実現するPoCパッケージも提供し、スムーズな導入を後押しします。
技術革新や法的規制の変化が激しく続くことが予想される生成AI分野において、攻めと守りの両輪から企業の持続的な成果創出を支える仕組みを構築し、伴走してまいります。
●DataCurrentについて
生活者主体の考え方に基づくデータ活用を推進する専門会社として2019年6月3日に設立いたしました。 CDP導入支援のみならず、データ戦略設計から分析、広告配信、データプライバシーに関するアドバイザーサービス、新事業立ち上げサポート、生成AI利活用支援までお客様の課題に沿ったデータ活用推進に必要なサービスを一貫してご提供しています。
【本件またはリリースに関するお問い合わせ先】
DataCurrent 広報
E-mail:info@datacurrent.co.jp